実家を売却する際の手順はどう…

実家を売却する際の手順はどうなっているのか?

実家を相続して売却したいけど、その手順が分からないという方は多いです。
そこで今回の記事では、実家を売却するときの手順と、売るためのポイントをご紹介します。

□実家を売却するときの手順

まずは、不動産の名義を変更する「相続登記」を行います。
変更先は、被相続人にします。
そのため、一般的にはご子息が被相続人になるでしょう。

相続登記自体を期限内に行わなかったことによる罰則はありません。
しかし、トラブルになった際に不動産の所有者であることを主張できなくなってしまいます。
そのため、実家を相続した際は売却するとしても、最初に相続登記を行いましょう。

続いて、「不動産会社との仲介契約締結」です。
仲介契約とは、売却実務を依頼する会社との間に結ばれる契約です。
契約書にサインする際は、内容をしっかり理解した上でサインすることが大切です。

また、場合によっては、広告活動や内見希望者への対応も行ってもらえます。
忙しい方はそのような内容が契約書に盛り込まれているかも見ると良いでしょう。

最後に「物件の引き渡しと登記」です。
購入者が決定したら売買契約の締結を行い、物件の引き渡しをします。
このときには鍵や家の物品を必要に応じて譲渡し、再度登記を行って所有者を変更します。

以上で売却は終了となります。
以下に工程を端的にまとめておきます。

1:相続登記
2:不動産会社との仲介契約
3:物件の引き渡し・登記

□実家が売れない時はどうする?

1つ目の注意点は、古い家は放置していたままだと売れにくいことです。
建物が古く劣化が進んでいる場合、更地にしたほうが買い手が見つかりやすいです。
リフォームして売るのも難しいと判断できる場合は、更地にするという選択肢も考えておきましょう。

一方で解体には100万円以上の費用が発生することもあります。
実家の売り出し方は不動産会社にまず相談してみるのがおすすめです。

2つ目は、地域に根差した会社に依頼することです。
当社のような地域密着型の会社を選ぶようにするのがおすすめです。
反対に大手不動産に依頼すると、売却活動で優先してもらえず売れ残ってしまうことも多々あります。

□まとめ

不動産を売る際の売却ステップは、「相続登記」、「仲介契約」、「物件引き渡し・登記」となっています。
契約をする際は契約書に納得した上でサインするようにしましょう。
また、古い家は売れにくい傾向にあります。
まずは不動産会社と相談し、その上で売却活動の方向性を決めていくのがおすすめです。

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